クレディ・スイス発行のAT1債に関するスイス政府への国際仲裁の申立て（以下「本申立て」といいます。）につきまして、以下のとおり、お知らせいたします。

　2025年12月2日、シンガポールの法律事務所Drew & Napier LLC（D&N）及び当事務所が主導する本申立てについて、スイスとの二国間経済連携協定に基づき、国際投資紛争解決センター（ICSID）に、スイス政府を相手方とする仲裁の申立てを行いました。

　D&Nが主導する本申立てには、日本以外にも他のアジア各国の投資家が参加しておりますが、今回のICSIDへの仲裁申立ては、日本の投資家のみについて他の国の投資家に先行して行われたものです。

　当事務所では、D&N及び訴訟資金立替事業者のOmni Bridgewayと連携し、AT1債の被害に遭われた投資家の皆様の迅速な被害回復を目指してまいります。

　なお、本申立ての募集は既に締め切らせていただいておりますが、もし今後、募集再開することがございましたら、当事務所ホームページにてご連絡いたします。